2016.10.27
体は疲れているのに眠れない時の対策
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こんにちは、体質別ダイエット講師の森こずえです。
今回は、
「体は疲れているのに、なかなか寝つけない時の対策」
についてお話します。
眠りにつけない理由の一つは、自律神経が関係しています。
ストレス、悩みや心配事を抱えると、交感神経の興奮状態が続きます。
交感神経が活発な時は、なかなか眠りにつくことができません。
ここで自律神経の働きについて見てみましょう。
【交感神経の働き】
交感神経は「昼の神経」とも呼ばれ、昼間や活動する時に活躍する神経です。
心臓の拍動は速くなり、血管は収縮して血圧を上げ、体はエネルギッシュな状態になります。
【副交感神経の働き】
副交感神経は「夜の神経」とも呼ばれ、体を緊張から解きほぐし、休息させるように働く神経です。
脈拍はゆっくりとなり、血圧は下がって、体も心も夜の眠りにふさわしい状態になります。
交感神経と副交感神経という二つの神経が、
スイッチを切り換えるようにカラダの各器官の働きを調節しています。
交感神経は活動的な神経なので、それが活発な状態のままでは、なかなか寝付くことができません。
睡眠の質を向上させるポイントは、
「副交感神経を優位にしてから寝る」
ということです。
アロマの力を借りてスイッチを切り替える
眠れない夜には、アロマの力を借りてリラックスしましょう。
アロマセラピーとは、香りが心と体に働きかけることで自然治癒力を高める療法です。
香りをかぐと、本能や感情を司る「大脳辺縁系」に届き、
そのあと自律神経を司る「視床下部」へと伝わります。
それによって副交感神経を優位にして、自律神経を整えてくれるんです。
ですので、交感神経と副交感神経のスイッチ切り替えに役立つんですね。
アロマの香りをかぐと、ほっと安心できるような気持ちになります。
アロマが「自律神経失調症」を治す訳ではありませんが、
気分が落ちついてリラックスできる、癒されてストレスが軽くなるなど、
自律神経を整える面では大いにプラスに働きます。
おすすめのアロマオイル
自律神経が乱れた時の症状別に、おすすめのアロマオイルをご紹介します。
■ 肩こり、頭痛 … ラベンダー、ペパーミント
■ 動悸 … ローズマリー、ラベンダー、ティートゥリー
■ 不眠 … ベルガモット、イランイラン、ローズマリー
■ 不安、うつ状態 … オレンジ、ベルガモットなどの柑橘系
■ 落ち着かない、興奮 … フランキンセンス、ローズウッド、ラベンダー
万人に受け入れられやすい香りを有し、
自律神経の調節に特に活躍してくれるアロマである、
ラベンダーとベルガモットの特徴もご紹介します。
【ラベンダー】
優れたリラックス効果を持ちます。
不安や緊張を除去して安眠へと導いてくれる香りで、鎮痛作用があり、
頭痛や胃痛、月経痛、筋肉痛の緩和にも効果が期待できます。
【ベルガモット】
鎮静&高揚作用があり、情緒不安定なときに活躍します。
怒りやストレスを和らげて気持ちを落ち着かせたり、元気にしてくれる力を持ち、不眠にも効果を発揮します。
消化促進作用や整腸作用があり、食欲不振や下痢、便秘にも有効です。
「この症状にはこのアロマオイルが効果的」
というのはありますが、
全ての人に対してその香りが有効、という訳ではありません。
自分が好きな香りのアロマオイルが一番です。
アロマポットで香りを楽しんだり、
お風呂に1滴2滴たらしてリラックスしたり。
ティッシュに1~3滴好みのアロマをたらし、
枕元に置くだけでも大丈夫です。
たったこれだけですが、充分アロマセラピーを楽しみ、
効果を期待できますので試してみて下さいね。
睡眠の質が高まり、身体の疲れの回復に繋がります!


・ダイエットアドバイザー
・アロマテラピーアドバイザー
・タイ式フットケアセラピスト
ウエディングダイエットで2ヶ月10キロの減量に成功するも、結婚後2年で5キロのリバウンドをする。解決策を模索していたところ体質別ダイエットと出会い、リバウンドしない減量に成功。長年の悩みである顔のむくみからも解放される。
医療の現場に10年以上従事し、2000人以上の方との会話から、“むくみ”と“便秘”が心と体の状態に大きく影響を与えている事に気づく。現在は整骨院にて、セルフケアプログラム「体質別!!快腸美人講座」を提案している。特に足と顔のむくみ症状の緩解が得意。
「自然で健康的な『美』は、個人の持つ能力を高める事で手にすることができる」という信念で、講座を開催している。
鍼灸マッサージ整骨院Hinata
http://s-hinata.com
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